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(2) 投票機能への参加による“競艇ファン化”効果

 

競艇体感型シミュレーションモデルシステムに付加された投票機能があったとして、「その投票機能への参加(プレイ)によって公営競技である「競艇」のファンに近づくか」という、競艇ファン促進効果について聴取した。その結果は下記の2点に要約することができる。

?@ 投票機能を付加することで競艇ファン促進効果を得るためには、より強く「競艇」を認識させるような改良が必要である。

改良の指針としてあげられた意見は、

(a) 体感ゲームの中に競艇の醍醐味・面白さが再現されていること

(b) 乗る側も観る側にも面白い造り(機能)となっていること

……具体的には「コース全体像の画面」「誰がどこを走っているかが分かる画面」

(c) 実際の競艇に関する情報が盛り込まれていること

……具体的には「実際の選手情報」「実際のコース(各競艇場の)特性」など。

?A 「ミニチュアのボート(模型)を利用したメダルゲーム」のような投票機能を持つゲームによる、競艇ファンの獲得可能性は大きい。

・「競馬のメダルゲームの競艇版なら、実際に賭けたくなるだろう」

・「知らない人(のレース)に賭けるのは気がすすまない。賭けるのであれば、機械(投票専用ゲーム)に賭ける方が透明性があり良い」

 

 

 

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