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(2)モバイル端末によるマルチメディア型観光情報の提供

?モバイル端末と電子メールによる画像情報登録

デジタルカメラで撮った画像を電子メールで送信し、自動的にホームページに貼り込み可能なシステムを構築することにより、観光情報の収集先からダイレクトに紅葉、開花、積雪、道路混雑等の情報を画像によって提供することができる。

このようなシステムは、基本的にモバイル型端末を利用することが情報収集の自由度からも望ましいと考えられる。

具体的には、デジタルカメラ付のモバイル端末やデジタルカメラによって画像情報を収集し、デジタルカメラ付のモバイル端末の場合は、加入電話ないしは携帯電話との組み合わせで電子メールとしてデータを送信する。デジタルカメラの場合にはノートパソコンと加入電話ないしは携帯電話の組み合わせとなる。

受信側には電子メールを自動的にホームページに貼り込むシステムを用意し自動更新する。

このようなシステムでは、デジタルカメラ付のモバイル端末を使用して、簡単な操作でインターネット上に画像情報を登録できる(図7-4)。

 

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?フロッピー式デジタルカメラによる画像情報収集

最近登場したフロッピー記録式のデジタルカメラを使用して情報の収集先で画像を記録し、情報を記録したフロッピーそのものを直接受け渡すことで収集先での情報のデジタル化の負担を減らす(図7-5)。

フロッピーで集約した画像情報は、観光課等のパソコンに記録すると共に外注先への依頼等を通じてホームページに登録する。

 

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(3)DTPとPDF技術の組み合わせによるマルチメディア型観光情報の提供

?PDFの特長

現状において観光情報提供の主力はパンフレットでありガイドブックであ

 

 

 

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