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1.38∋10-23jouleK-1、Tは絶対温度及びcは光速度で3∋108ms-1である。また、黒体の分光放射輝度Bfの単位はWm-2sr-1Hzである。

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ここにλは波長である。上式はレイリー・ジーンズの近似式と呼ばれる。(2.1)式を全波長にわたって積分を行うと黒体から射出する全エネルギーが得られる。

 

J=σT4  (2.3)

 

ここにσはステファン・ボルツマン常数で5.67∋10-8Wm-2K-4である。(2.3)はステファン・ボルツマンの法則と言われている。

プランクの放射法則は図2.4に示されるように温度とともに大きくなり、関数の最大値は温度とともに波長の短いほうにずれていく。受動型のセンサでは、各周波数帯の受信電力と観測対象の物理特性(減衰特性、放射特性((3)、(4)参照))より、観測対象の特性を知ることができる。

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