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目について調査する。

1. 自動現像機

1)処理液の汚れ具合。 ラックの具合。

保守契約を結んでいるか否かの確認。

2)大きさは適切か。診療所の規模に合っているか。

3)アルミニウム階段によるコントラスト測定。

2. 暗室

1)作業しやすいように整理されているか。

2)セーフライトの色、明るさは適切か。

3. 感光機材

1)カセッテ

光漏れや歪みなどが無いか。

2)増感紙

年式、型。 劣化の有無。

フィルムとの整合性(レギュラーかオルソか)。

3)フィルム

増感紙との整合性(レギュラーかオルソか)。

期限切れ等によるカブリは無いか。

4. 撮影室

1)検査しやすいように整理されているか。

2)患者に、不安や不快感を与えるようなことは無いか。

3)放射線防護上、問題は無いか。

5. X線装置

1)年式、型。 劣化の有無。

2)X線出力の大きさ。

3)管球の容量、焦点の大きさ、濾過フィルター等。

4)放射線防護上、問題は無いか。

5)高電圧装置系に、安全上の問題は無いか。

6. 撮影条件

1)適正管電圧であるか。

2)短時間撮影に設定されているか。

3)距離は適切か。

4)グリッドの使用方法は適切か。

5)放射線防護上、ひばく軽減の工夫はあるか。

 

 

 

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