日本財団 図書館


極論すれば、住民サービスを極限まで向上させるためには、コンピュータ処理能力を最大にするためスーパーコンピュータを設置しなければならない。よって、コンピュータ処理能力の向上(つまりシステム開発コストの高まり)と、住民サービスの向上はあるところで折り合いをつける必要がある。

折り合いをつけるための一案として、事務処理工程を再検討し、コンピュータ処理能力以外の工程(主に職員がマニュアルで行う事務)で時間短縮を図り、住民の待ち時間を短縮する方策が考えられる。情報システムを活用した総合窓口は、情報システム処理と職員の事務処理の複合体である。まずは、職員が行う事務処理の時間的短縮化の余地を検討することは必要であると考えられる。

 

074-1.gif

 

074-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION