に使用される。9,600bpsから64Kbps、さらにはメガbpsの単位でのサービスが第一種通信事業者から提供されている。
パケット交換サービスは、データをある一定のかたまり(パケット)に分けて送信され、相手側の端末で復元される通信サービスである。パケット交換サービスには、X.25やフレームリレー、セルリレー等のサービスがある。
(4) 処理方式の種類
処理方式は、バッチ処理方式とオンライン処理に分類される。
バッチ処理は、端末等で発生したデータを一定期間(時間、日、週、月、年)あるいは一定の情報量をためておき、それらを一括して処理する方式である。
オンライン処理には、リモートバッチ処理、リアルタイム処理、タイムシェアリング処理の3種類がある。リモートバッチ処理は端末等からデータを一括して通信回線を介してサーバー側に送信し、サーバー側でバッチ処理を行い、必要があれば再び通信回線を介してサーバー側から端末側へその処理の結果を送信する方式である。リアルタイム処理は、データを要求された時間内に処理する方式で、端末からデータを入力し、リアルタイムでサーバー側に送信・処理し、その処理結果を端末側に送信する方式である。タイムシェアリング処理は、複数の端末から通信回線を介してサーバーにアクセスし、1つのサーバーを見掛け上同時に処理する方式である。
(5) データベース管理システム
従来では、ハードウェアやオペレーティングシステムに依存するデータベース管理システムが多かったが、ハードウェア等の性能向上にともない実用的なリレーショナル型データベースが開発され、今日ではリレーショナル型データベースが主流となっている。
データベースには、ネットワーク型データベースとリレーショナル型データベース等が挙げられる。
ネットワーク型データベースは、ファイルとファイルの関係を自由に関連付けることが可能であり、効率的なシステムの構築が可能となる。しかし、関連付けることに