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2-2 地方公共団体の情報システム化の動向

 

この節では、統計データの元にユーザである地方公共団体(特に市町村)の情報システム化の動向を把握する。特に行政窓口業務に関係する情報システムの導入状況、データベースシステムの導入状況等に中心を置いて述べることにする。

 

2-2-1 利用状況

 

市町村の電子計算機の利用団体数の推移を見ると、電子計算機の利用団体数はほとんど変わっておらず、平成8年4月1日の利用団体数3,232団体は全市町村(3,255団体)の99.3%を占めている。しかも、近年電子計算機を導入する市町村(「導入団体」)が増加しており、民間の計算センター等に電子計算機による業務処理を委託する形態から、地方公共団体が独自に電子計算機を導入して業務処理を行おうとする形態にシフトしていることが推察される。

 

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