なければならない。つまり、総合窓口は住民に対する「ヘルプデスク機能」を果たすべきではないのかと考えられる。
「ヘルプデスク機能」とは、住民が「そこ(総合窓口)に行けば何とかなり、住民の抱えている問題を解決してくれる」と感じることができる役割であると考える。住民が地方公共団体と直接的に接する頻度が高い場所は窓口であり、その中でも特に総合窓口の頻度は高いものとなる。よって、総合窓口は、受付窓口だけでなく、住民にとっての相談窓口の機能を果たすべきであると考える。
● まとめ
上記、4つの目的は大きく「住民のために重きを置いた総合窓口」と「地方公共団体のために重きを置いた総合窓口」に分かれるものと考えられる。「住民のために重きを置いた総合窓口」としては「住民サービスの向上」と「ヘルプデスク機能」の目的が挙げられ、「地方公共団体のために重きを置いた総合窓口」としては、「事務の効率化、低コスト化」、「情報相互利用の円滑化」の目的が位置づけられると考えられる。