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● 情報相互利用の円滑化

 

近年、進展する情報システム技術(特にネットワークシステム)を活用し、個別に稼働していた行政情報システムを有機的に統合することにより、情報の処理(職員の入力、検索等)が一元化され、効率的に行われることが望まれる。情報処理が一元化されるということは、同様のデータを各部門の情報システムにおいて個別に入力するという従来の方式による負担や、情報相互利用が不充分であることに起因するデータ入力等の信頼性の低下を改善することとなる。

行政窓口サービスの本質的改善には、情報システムのあり方が重要な足がかりとなる。特にデータベース構築の善し悪しも、総合窓口情報システムの正否に関わってくるものと考えられる。

 

● ヘルプデスク機能

 

総合窓口を構築するということは、事務の効率化等の目的から見れば地方公共団体のためのものと述べることもできるが、やはり住民の利便性の向上が大目標であることは議論の余地がないところであると考えられる。住民の利便性を追求するということは、住民にとって総合窓口(ひいては地方公共団体の業務)が分かりやすいもので

 

 

 

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