の公証、選挙人名簿の登録その他の住民に関する事務の処理の基礎とするとともに住民の住所に関する届出等の簡素化を図り、あわせて住民に関する記録の適正な管理を図るため、住民に関する記録を正確かつ統一的に行う住民基本台帳の制度を定め、もって住民の利便を増進するとともに、国及び地方公共団体の行政の合理化に資することを目的とする。」
総合窓口とは、一般的に「地方公共団体が住民に対して実施する行政窓口サービスを、1カ所で複数手続とするワンストップサービス」と定義づけられると考えられる。この定義に従えば、行政窓口が物理的に「総合化(1カ所に集約化)」されていることで充分にその定義を満足するものと考えられる。行政窓口の物理的な「総合化」を行えば、住民の立場から見ると、一見住民の渡り歩きの解消に寄与するものと考えられる。しかしながら、業務の流れを考えれば、業務の入口(申請)と出口(交付)の部分を「総合化」したに過ぎず、業務内部そのものの「総合化」は図られていない。