イ. 基礎年金番号の付番
・ 被保険者
現存被保険者については、基礎年金番号を付番する。
・ 年金受給者
年金受給者については、基礎年金番号を付番し、新たに種別、制度を付す。
・ 新規資格取得者
新たに年金制度に加入したときに基礎年金番号を付番する。
ウ. 各制度間での情報交換体制の整備による効果
基礎年金番号をキーとした、制度間での情報交換体制等の整備により、次のような効果が生ずることとされている。
『業務の適正化』
基礎年金の適用の適正化
・ 20才到達者の届出漏れに対する適用勧奨の徹底
・ 被用者年金喪失後の届出漏れに対する適用勧奨の徹底
・ 3号被保険者の種別変更等の届出漏れに対する適用勧奨の徹底
年金相談・裁定の迅速化
被保険者記録が一元的管理になることから年金相談・裁定が迅速正確に行える。併給調整の徹底
各制度を通じた基本年金の併給調整及び加給年金の調整が可能になり、過払の防止ができる。
『新たに可能となる行政サービス』