「印刷機能が便利」といった点の評価が高かった。
(3)自治体の評価
?@ 情報提供手段としての評価
情報端末は各自治体から注目されている情報提供手段の一つであり、目的は子育て支援情報に特化しているが、本事業に対する関心は事業開始当初よりも高く、「誰でも使いやすい」「わかりやすい」などの点で、その有効性が評価されている。
また、子育て支援情報の「24時間提供」についても各自治体の関心は高く、働く母親たちの生活スタイルやいつでも使えるという安心感を考えると非常に有効であるという評価を得た。しかし事業開始当初は、民間商業施設における事業展開については戸惑いもあり、特定の企業の集客目的に利用されないかという意見もあった。
?A 情報内容の評価
公的情報と民間情報の同時提供という点については、各自治体から一定の評価を受けているが、自治体手主導の事業として実現することは難しい、という意見もあった。
また、収録している情報と情報提供地域の適合性(地域密着)や情報の新鮮度については評価が高かった。
?B 児童福祉担当者の評価
児童福祉担当者は、子育て関連情報を提供する手段が増えるという点、情報が欲しいときに入手できる点で評価が高かった。しかし、情報内容については、児童福祉担当者の立場からすると戸惑いがあるという意見もあった。
例えば「保育所」の施設情報に関しては、住民が気に入った公立保育所への入所を希望しても必ずしも入所できるとは限らないのに、各保育所の特徴など詳しい情報を提供しているといつでも希望すれば入所できるものと誤解される可能性がある、といったものである。どの程度の情報提供が適切か、今後検討したいとの意見もあった。
また、単に詳しい情報を提供すればよいというのではなく、むしろ保育所への入所相談や各種相談・制度の説明など、個々に対応しなければならないものが多く、一律の情報提供だけでは用が済まないのが現状とする意見もあった。