・定期船利用者は、沖島発は通勤者、近江八幡市以外の遠隔地へ通学する高校生、通院者が主、長命寺発は買物や通院帰りの人(利用者は少ない)
・通勤者は80人くらいはいると思われるが、その多くは自家用船及び西居さん(88才)の船を利用している(朝2便出ている)。
3)島民ニーズ(増便要望)の評価
・両事業者とも父の代から沖島の住民を本土へ運ぶ事業を行っている(第2次大戦以前は木造船で手こぎの時代もあったとのこと)。当時は、島民が本土へ行くニーズも今ほどは多くなく、1日1便で十分対応できた。また、その頃から本土に畑や田を持っている人や用事のある人は自家用船を利用していた。
歴史的にも定期船に対する依存度は低く、今回のアンケートで「1日6便が必要」という島民が圧倒的に多いことには驚かされた。