デファクトスタンダード(De Facto Standard)
特定製品が広く普及して、市場占有率が高くなった結果としての事実上の業界標準である。
ポリゴン(Polygon)
直線で管理されている多角形を言う。ポリゴン生成の手順としては、入力ミスの排除、相互に関連したファイル群(チェーンファイル)の作成、ID、FROM-TO、LEFT-RIGHT等のファイル関係の設定、ポリゴンの生成となる。
<システムインフラ関係>
アドレスマッチング(Address Matching)
データ群の中の個別データにインデックスとして通し番号等を対応させることを意味する。GISにおける活用例として、地番をインデックスとして個人情報と対応づけ、コンピュータ上で扱いやすくする方法が考えられる。
インターフェース(Interface)
種類の異なる装置を仲介するための機器・回路・方法等であり、主に、コンピュータどうしや、コンピュータと各種の周辺装置を接続するために必要な回路ユニットを指す。コンピュータや周辺装置は、電圧や電流、動作するタイミングや手順、形式等に多様性がある。そこで、両者が相互にデータを交換し、一体となって正常に動作するためには、ケーブルで接続するだけでなく、各種の違いを調整する必要がある。これを行うのがインターフェースである。
CALS(Continuous Acquisition and Lifecycle Support)
一般的に、生産・調達・運用支援統合情報システムのことを指す。その概念は、米国国防総省におけるベーバーレス化を目的として発生した。紙のデータを電子化し、何度も有効活用することによってコスト削減を図るものである。
さらに、米国商務省を初めとする産業界においても有効性が認められ、生産・調達・運用支援まで統合的に支援する情報システムとして、その概念が広がってきた。CALSではいくつかの世界標準が定められており、その主なものには、SGML・STEP・EDIFACT等がある。
日本では、民間団体であるCALS推進協議会が1995年5月に設置され、各種セミナーの開催や実証実験を行っている。さらに、一部の団体では、実施段階に移行している。
クライアントサーバーシステム(Client Server System)
利用者が直接操作するコンピュータ(クライアント)と、クライアントからの要求によって処理を行うコンピュータ(サーバ)とが、連動しながら互いに役割分担して作業するネットワーク・システムのことである。サーバには、クライアントよりも処理能力が高いコンピュータが使われる。データの入力・出力・処理等の指示はクライアント側で行い、その指示による大量のデータの検