?論理整合性の評価方法
論理整合性の評価とは、地物や属性の位相関係における整合性の程度を評価することである。ここでの位相関係とは、家屋図形の開合処理と、家屋図形と道路縁の位置関係を定量化したものであると考えられる。そこで、以下の手順で検査を行った。
(?)各データ内での家屋がポリゴンか否かの検査を行う。この検査によって、家屋形状のみの論理整合性を評価する。
(?)家屋形状と道路縁について重ね合わせ処理を行い、家屋の内に入り込んでいる道路縁の有無を検査し、家屋形状と道路縁との論理整合性を評価する。
(?)地番図データに関しては全ての筆についてポリゴンか否かの検査を行う。
(?)地番図と土地評価図(公図)とを比較し筆相互の隣接関係が正しく表現されているか否かの検査を行う。