以下に代表的な規格について簡単な説明を行う。
1) SGML(Standard Generalized Markup Language:文章記述言語 )
各種の文書を電子化するための国際標準(ISO 8879, JIS X 4151)で,構造化文書を記述するのに適した文書記述言語。SGMLには以下の特徴がある。
・文書が紙やディスプレイに表示される表現と、文書の論理構造は分離している。
・文書の論理構造は、タグと呼ばれる特別な文字列を挿入して文面にマークされる。
・タグそのものも、DTD(Document Type Definition:文書型定義)で定義できる
利用者間でタグを共通化する必要があるが、異なる文書処理ソフト間でのデータ互換性を保証し、組織間の文書データ共有のための標準として位置づけられている。