図3.5に△Gのファジィ推論の概念を示す。この図は表3.1のファジィルールを図にしたものである。△SG/△Tとはその点におけるSGの傾きである。溶接条件変化量がPLの場合とはギャップ検出値が大きくて、さらに基準値より離れていく場合であり、溶接条件の変更を大きくしなければならないことを表し、溶接条件変化量がZの場合はギャップ検出値がほとんどなくそのときの傾きもない場合であり、溶接条件の変更をする必要がないことを表している。
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