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図7.4はギャップ変動に対する溶接条件の適応制御の実験結果である。ギャップを0?から5?までテーパー状に変化させた試験片を用いた時のレーザセンサ直下での開先ギャップ(GS)、先行電極直下での開先ギャップ(GL)、先行電極の溶接電流の指令値(IL)のチャートを図に示すが開先ギャップの変動に対する溶接条件の適応制御が良好に行われていることが分かる。なお、この制御においてはレーザセンサによる開先ギャップの検出誤差を考慮して、所定の平均化処理を行っている。

 

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図7.5は溶接線傾斜角度の変動に対する溶接条件の適応制御実験結果である。実験には溶接線方向に15mの曲率を有する曲線継手を用いた。図は傾斜センサによる溶接線傾斜角度の検出値(θL)と先行溶接電流の指令値(IL)を示したものであるが、溶接線傾斜の変化につれて溶接条件が適正に制御されていることが分かる。

 

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