図5.6に曲面対応レールの概略構造を示す。レール本体には板厚3?の薄板鋼板を用いレール長を2mとして、最小曲率5mRまでの曲面に対応できるだけの柔軟性を持たせた。車輪のすべりを排除する必要性からラックピニオン駆動方式とし、十分な屈曲性を有するラックをレール本体中央に取り付けた。また、レール本体側面に90度のV型突起を取付け、ガイドローラにより左右から挟み込むことにより台車の走行ガイドを行う方式とした。レールの固定はマグネットにより行っている。図5.7にレールの外観を示す。
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