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3.7.3 擬似距離ステップ検出処理

急激に擬似距離観測値が変化した衛星を測位から排除する。検出は、信号の追尾が中断することなく行われている場合と信号の中断を伴う場合に分けて行う。

(1) 信号追尾が中断することなく行われている場合

前回観測した擬似距離と今回観測した擬似距離の差が700m以上(MOPSの既定値)であれば、衛星に異常が発生したと判断し、排除する。

衛星自体は、4km/secで移動しており、ユーザーも高速で移動する可能性がある

 

 

 

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