日本財団 図書館


・ Type18のデータの処理

当該衛星が放送するバンドの総数(0〜9)の内の一つのバンドの201点中のデータが有効な点の情報を得ることが出来る。Type26で放送されるデータの有効/無効を判断するために、メモリヘ記録する。

・ Type26のデータの処理

15点分の電離層遅延量の値とその誤差の指標が得られる。

15点がどのバンドに属するかはメッセージ中のバンド番号によって、バンド中の201点のいずれに相当するかは同じくブロックIDによって知ることができ、得られた情報を各点に対応するメモリヘ記録する。

電離層遅延量の有効時間は飛行モードに拘わらず600秒である。データの有効時間は各ブロック毎に行う。

3.5 ディファレンシャル補正

表3.1の各測位方法毎の補正の有無にしたがって、必要な補正を実施する。WAASのデータによる電離層補正を行わない場合は、GPSの電離層パラメータによる補正を行う。

 

086-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION