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6.3 通信仕様

 

この節では、地上評価装置と機上評価システムとの空地データリンクにおけるアプリケーション通信仕様に関して解説する。

 

6.3.1 通信プロトコル

 

地上評価装置はJDLCを介して機上システム側との空地データリンクを実現する。以下にその通信で利用される各種プロトコルについて説明する。

 

160-1.gif

 

(1)通信回線

JDLCと地上評価装置との接続回線は日本電信電話(株)等のディジタル専用回線とする。

 

(2)物理レベル

地上評価装置は、ディジタル専用回線の端点であるDSUに対してTA(ターミナルアダプタ)を介して接続され、TAとの物理レベルの接続にはX.21/V11使用される。物理レベルの接続に関する詳細は、ATA/IATA SCR Vol.3 PART-?-AIRLINE X.25(AX.25)SERVICESおよびATA/IATA SCR Vol.4 Annex PN01を参照のこと。

 

(3)リンク・レベル

リンク・レベルの通信は、地上評価装置とJDLCとの間で行われ、その接続プロトコルにはLAPB(HDLC)が使用される。

LAPBの詳細な仕様については、ATA/IATA SCR Vol.3 PART-I-AIRLINE

 

 

 

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