X.25(AX.25)SERVICESおよびATA/IATA SCR Vol.4 Annex PN01を参照のこと。
(4)パケット・レベル
パケット・レベルでの通信は、地上評価装置とJDLCとの間で行われ、その接続プトロトコルにはAX.25が使用される。
AX.25の詳細な仕様については、ATA/IATA SCR Vol.3 PART-I-AIRLINE X.25(AX.25)SERVICESおよびATA/IATA SCR Vol.4 Annex PN01を参照のこと。
なお、本評価システムでは、ATSメッセージとAOCメッセージの両方を同時に使用する必要があるために、それぞれに対して個別の論理チャネルを用意してパケット・レベルでの多重化を行っている。
(5)アプリケーション・レベル
アプリケーション・レベルでの通信では、地上評価装置とJDLC間でのType Bメッセージを送受信するためのプロトコルとしてBATAPが使用される。地上評価装置と機上評価システム間での通信プロトコルとしてARINC 620、622、745-2等を応用した評価試験システム用のアプリケーション・メッセージの通信プロトコルが使用される。
BATAPの詳細仕様については、ATA/IATA SCR Vol.3 PART-?-TYPE B APPLICATION TO APPLICATION PROTOCOL(BATAP)を参照のこと。
6.3.2 アプリケーション・メッセージの種類
地上評価装置と機上評価システムの間で交わされるアプリケーション・メッセージには以下のようなものがある。