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10h〜lFh →“G”〜“V”へマップ 圧縮データ(連続する文字数の情報)

 

(5)気象画像データの種別と更新間隔

機上評価装置で気象画像情報を表示する際に以下の点に注意する必要がある。

・データ範囲について

全体的な気象推移を把握するためにある程度のデータ範囲が必要である。

・メッシュ長

特定地域の詳細な情報を把握するためにある程度メッシュの細かさが必要である。

ACARSの通信容量から、送信可能なメッシュ数には上限がある。したがって広範囲の画像を送る場合は、1つのメッシュサイズが大きくなり、細かな分布が分かりにくくなる。逆に1つのメッシュサイズが小さい場合は、送信可能なデータ範囲が狭くなり全体像が把握できなくなる。(図5-5参照)

従ってデータ表示部における表示縮尺に応じて最適なメッシュサイズ、データ範囲を算出する必要がある。

 

123-1.gif

 

以下では、データソースとしてレーダーエコー強度、データ表示部として古野電気製DMS-80(5.4.1項参照)を例にとり、最適メッシュサイズ、データ範囲の検討を行う。

 

(a)メッシュ数の計算

ACARSの1ブロックメッセージで送信可能なメッシュ数を見積もるために、以下

 

 

 

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