4.2 小型機運航の支援アプリケーション
3章では個々の研究開発事例においてどのようなアプリケーションが実現されているかを述べた。本節では個々のアプリケーション毎にどのような形で各アプリケーションが実現されているかを述べる。
3章で述べた各研究開発事例で実現されているアプリケーションはその内容から次のように分類できる。
(1)航空機から通報されるもの(Downlink Application)
(a)位置情報の通報
(b)気象情報の通報(PIREP)
(c)機体状況の通報(出発・到着時刻、エンジンモニタ情報、Emergency等)
(2)航空機へ提供するもの(Uplink Application)
(d)気象情報の提供
(e)トラフィック情報の提供
(f)飛行経路情報の提供
(g)GPS補強信号の提供
(3)その他
(h)フリーテキスト通信
以上のアプリケーションと、各研究開発事例の対応を表4-2に示す。