各通信の技術仕様は、ATN地上ネットワークとの相互接続性およびインターオペラビリティを確保するため、OSI7層モデルに基づいて規定されている。またOSI7層モデルの構造により、トランスポート層以下の通信機能と上位層に位置する業務アプリケーションと機能とがきちんと分離され、通信技術の変更に伴うエンドシステムの変更の必要が基本的には排除されている。
小型機運航に対する地上支援システムも、将来的にはこれらの空地通信ネットワークの中に取り込まれていくものと考えられる。
図4-1に次世代通信システムと3章において示した各トライアル・試作システムの相関図を示す。