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(パイロットが周波数を変更する必要がない)

FM変調方式、バンド幅約2MHz

メディア・アクセス:Hybrid TDMA/random access(図3-20参照)

リンク層:放送プロトコルのみ

 

(b)GPSレシーバもインテグレートされている(ADS-Bのメッセージ生成)

 

(c)送信と受信が同時に可能

 

(d)トランシーバは1秒当たり1回放送を行う。

 

075-1.gif

 

低価格化を図るため、UATには多くの簡素化がなされている。UAT簡素化の特徴は以下の通りである。

・簡素化したADS-BとTIS-Bの融合

・簡素化した、実証済みの周波数変調技術

・トランスポンダーの通信バースト・エラー発見/修正技術

・ADS-Bのバースト情報は、STAND ALONEであり、トラッキング及びセグメンテーションが不要になり、アビオニクスが簡素化される。

・全ての空域で、共通した運用が可能

・単チャンネルの運用が可能なため、パイロットのチューニング・エラーを最小限にできる。

・システムの自己干渉によってのみ、通信容量、性能が制限される。

 

プロトタイプのUATの出力は50Wである。

 

 

 

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