回程度のスイープが必要となる。なお、1280bitのELMパッケージは80bitのセグメント群から成っており、そのうち76bitがデータで、4bitがオーバーヘッドである。
(3)TIS
TISは地上のモードSセンサーが入手した周辺空域のトラフィック情報を機上にアップリンクするサービスで、CDTI(Cockpit Display of Traffic Information)の地上ベース版である。その第一のメリットは、トランスポンダを搭載している全ての航空機の機影を表示することができることである。トランスポンダを搭載していない航空機の把握はできないが、AOPAによると、現在では93%のGAにトランスポンダが搭載されているとのことである。TISの表示画面例を図3-11に示す。