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TWIPデータベースプロセッサは、TWIPデータを受け取るとリアルタイムデータベースに保存するとともに、ATNビットフォーマットメッセージに変換し、ASN.1 PERフォーマットにエンコードする。このメッセージにATNプロトコルのエンベロープを付加し、ATNメッセージとする。また、ATSゲートウェイサーバに対してキャラクタ指向のACARSフォーマットTWIPメッセージを送信する。

機上からのリクエスト・リプライの手順はATN化後においては以下のようになる。

 

?ATN機上装置を装備した航空機は、最初にCMA(Context Management Application)サーバにログオンする。

?CMAサーバはアプリケーションアドレス(TWIPデータベースプロセッサのATNアドレス)を航空機に返す。

?ATN A/Gルータを介してTWIPデータベースプロセッサにTWIPのリクエストを行う。ACARS装置のみを搭載している航空機に対しては、ATSゲートウェイサーバ経由でのTWIPデータの提供も可能である。この場合の通信は当然キャラクタ指向となる。

 

 

 

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