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確認が必要な場合はDirection Finderにより位置を求めている。ただしトランスポンダ搭載機についてはセンターに移管しレーダーで確認している。

・衛星による位置確認については現在のところ考えていない。

 

(3)運航前の情報収集の実態

 

(a)飛行に関するもの

 

?入手方法

飛行場のFBOに出向き、備え付けのコンピューターから入手あるいは個人のコンピューターによりFSSにアクセスして入手する。いずれの場合も無料である。

 

?入手情報

文字情報:WX(METAR、TAF等)、NOTAM

画像情報:雲画像や地上実況(予報)天気図等の気象情報、制限空域の情報

 

?その他

電話によりFSSにコンタクトすることにより、飛行に必要なWX、NOTAMその他(飛行場の情報、制限空域等)のブリーフィングが受けられる。(フリーダイアル)

 

(b)グランドサービスに関するもの

 

?入手方法

使用する空港にあるFBOに電話をして情報を入手する。

 

?入手情報

パーキング、燃料、オイル、修理、ホテル、レンタカー等の情報

 

(4)飛行中における情報収集の実態

 

(a)飛行に関するもの

 

?経路上

・VHFでFSSを呼び出し情報を入手する。入手できる情報はWX,NOTAM,その他(飛行場の情報、制限空域等)

・VHFでEnroute Flight Advisory Service(Flight Watch JA)を呼び出し情報を入手する。入手できる情報はWXのみ。

 

?ターミナル

・TWRがある場合:VHFによりATISまたはTWR

・TWRが無い場合:VHFによりAWOS(WXのみ)またはFBO(WXや使用滑走路等)

 

(b)グランドサービスに関するもの

 

VHFでFBOを呼び出し情報を入手する。入手できる情報は地上の場合と同じ。

 

 

 

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