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?Drawing

気象状態が悪い区域を設定し名前をつけて各卓に分配する操作卓

 

?Search and Rescue

運航監視を行いオーバーデューの航空機に関してリスト表示し、SAR捜索に備える卓

 

?Flight Watch

エンルート上の航空機に対してレーダー画像も交えて詳しく情報提供する卓

 

?Bliefing Stations

パイロットに対するブリーフィングを行う卓

 

?lnflight&Direction Finder卓

インフライトの航空機に対する支援、ロストポジションの航空機に対するディレクションファインダを行う卓

 

気象情報はKAVOURAS(RAMFAX)とWSIから入手している。またNational Weather Serviceの衛星が地球の可視光と赤外線画像を地上に送っており、主にこの画像を用いて情報提供を行っている。?に示されている卓では、衛星気象画像等をもとに、航行に影響を与えられると考えられる悪天地域のポリゴンによる描画を行う(図2-6参照)。このポリゴンには、種別ごとに任意の色を付けることが可能となっている。気象情報自体は15分間隔で更新されるが、ここでの悪天地域設定は気象状況にもよるが通常1日3回程度更新する。この情報を用いることにより、機上への情報提供を容易かつ円滑に行うことが可能となる。

 

039-1.gif

 

S&Rの関連業務は?の席においてわが国と同様に予定到着時刻130分経過後から実施される。(RCCへは1時間後に渡される。)

?のフライトウォッチについては、機上からのリクエストに応じて実施する。交信周波数は全国統一の122.2MHzのものがあり、パイロットはコンタクトすべき周波数が不明である場合にはこの周波数を用いてAFSSとコンタクトし、ポジションを告げることにより、AFSSの管制通信官よりコンタクトすべき周波数が伝えられ

 

 

 

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