第2回分科会議事(平成9年12月19日)
[会議次第]
(1) 委員長挨拶(東口委員長)
(2) 議事
(a) 第1回分科会議事録承認
(b) 海外調査の報告(事務局)
・放送型データリンクの時刻同期にGPSを使用するのが興味深い。
・衛星通信と比較してコスト面でも電波覆域の面でも現状では地上波のVHFで十分というのが米国の現状であった。
(c)試作装置の通信システムの検討(事務局)
・小型機用データ通信装置は単に大型機用の装置をダウンサイジングするだけではなく、独自のアプリケーション機能が必要である。
・機上側と地上側で、アプリケーションの優先順位が異なる可能性がある。
・日本は米国のように複数の通信インフラが競合するほどの需要が無い。また現状のACARSの機能も限界まで利用してはいない。
(3)今後の研究の進め方
・通信システムとしてACARSを利用し、アプリケーションの中で優先順位の高い
ものを実現できる試作装置を目指し、設計を進めるべきである。
・ACARS通信機はCNS-12以外に良い通信機が有れば変更しても良い。