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(2)分科会

 

第1回分科会議事(平成9年10月3日)

[会議次第]

(1)事務局挨拶

(2)議事

(a)データ通信項目の検討

(b)地上システム構成の検討

(c)機上システム構成の検討

(d)海外調査案についての検討

(3)質疑応答要旨

(a)データ通信機能候補について

・トラフィック情報、気象情報が有用である。

・小型機にはローカルな範囲での運航支援が必要ではないか。

・ユーザーニーズだけでなく社会的ニーズからも通信項目を絞り込むべきである。

・IFRよりも小型機運航の大半を占めるVFRをターゲットとするべきである。

・情報提供はパイロットのヘッドダウンを可能な限り避ける必要がある。

・小型機への情報提供は伝送遅延を考慮して有効性を評価する必要がある。

・ユーザーの実態・ニーズ調査に関しては別の委員会で行い、本委員会はGPSおよびデータリンク技術を用いたシステムに重点を置く。

・小型機運航においてはDGPSの精度はとくに必要ない。

・データ通信項目についてはさらに検討を行い絞り込む必要がある。

(b)機上システム構成について

方向性としては既存のインフラを使用可能なCNS-12とDMS-80の選択が有効であるが、将来的には価格の問題もクリアできなければ普及は難しい。

(c)今後の研究の進め方

本研究では次のような結果を出すことを目指すべきである。

?理想の姿:将来あるべきシステム構成

?現実の姿:現状、実現可能なシステム構成

 

 

 

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