成9年2月から、同センター内の市民ギャラリーで、次のとおり女性を対象とした行政相談所を定期的に開催している。
日時 毎月第4日曜日13:00〜16:00
担当者 女性行政相談委員7人
なお、この定例行政相談の実施については、市政だよりに掲載を依頼したほか、北九州市のモノレール駅にポスター及びチラシを発送し、掲示等を依頼した。また北九州市記者室でレクチャーを行った。
この定例行政相談の実施により、新たな相談需要の発掘、新任行政相談委員にとっての研修や女性相談委員相互の交流促進等の効果が期待されるが、予算措置が取られていないため出席委員の負担となっているほか、各種相談窓口との連携の在り方などが今後の課題となっている。
〔付記〕
福岡県女性総合センター・あすばるでの女性委員による
「くらし・女性 行政なんでも相談コーナー」の開設
従来の定例相談所とは別個に、女性委員のみによる定例行政相談所を開催し、主として女性に関する行政上の苦情や相談を受け付け、行政機関等と地域住民の橋渡しとしての役割を積極的に果たしていく、このような動きを福岡県内に広げ、かつ、女性委員すべてが参加できるように福岡県春日市に設置の福岡県女性総合センター・あすばるに「くらし・女性 行政なんでも相談コーナー」を開設するための活動が行われた。
この結果、福岡県内(一部地域を除く)の女性委員37名が、女性委員のみによる定例相談所「くらし・女性 行政なんでも相談コーナー」を毎月2回(第1・第3土曜日の11時から15時)開催することとなり、平成9年6月21日第1回の相談コーナーが開設された。
今後の課題としては、?@行政相談委員法、行政相談委員業務の実施(依命通知)に規定されている担当区域を越えた活動となる場合もあることから、事案処理に当たっては留意する必要があること。?Aまた、相談事案が多様化し、相談内容も専門化・複雑化してきていることに対応するための各種相談窓口との連携の在り方が課題であると考えている。