必要があり、今年度は、調布市まちづくり市民会議の委員経験者との懇談会を開催して、その方策を求めたいと計画している。
事例21 定例相談所の日曜日開設
(岡山県長船町 池畑 英子)
岡山県長船町は、瀬戸内海寄りに位置し、人口1万2千人弱であるが、増加傾向にあり、県内では平均的な町である。
平成3年度、行政相談委員に委嘱をされた当時は定例相談所を開設してもほとんど来訪者がなく低調であった。町から、定例相談を心配ごと相談員及び弁護士との3者で開催してはどうかとの提案があり、心配ごと相談員及び弁護士に対し日曜日の定例相談所の開設を提案したところ快諾を得たため、実施することとなった。
場所は、町の中央公民館の協力により、同公民館で午前10時から午後2時まで開催している。
現在、毎年7回程度(平成8年度は、6・7・9・10・12・2・3月の第3日曜日)に開設し、相談受付件数も45件とかなりの件数になっており、日曜日開設の効果は挙がっていると思っている。
事例22 定例相談所を夜間にも開設
(広島県新市町 湯藤 栄)
広島県新市町は、人口37万5千人の福山市に隣接する人口約2万2千人の町である。
同町内では、心配ごと相談員2人とともに実施する月2回の定例相談について、できるだけ町内各地域の人が利用しやすいように、午前・午後と場所を変えて合計4か所で開設することとし、町の賛同を得て実施している。
ところが、その後、日中働いている人から夜間にも開設してほしいという要望が出されたため、現在では昼間の相談のほかに、毎月1回、夜間にも定例相談を開設している。
平成8年10月における定例相談所の開設状況は、次のとおりである。