利用しやすい相談制度とするとともに、苦情相談制度の更なる活性化に寄与する目的で連絡会が発足した。
連絡会活動を通じて、加入各種委員会の活動状況、事案処理の紹介、相談制度のPR各種委員会の周知・方法等情報交換が可能になり、相談活動の参考になっている。
平成8年度は、県立女性センターや同総合療育相談センターにおける「専門相談」等の施設見学を実施。(神奈川県平塚市 大久保智治委員)
地域における各種委員との連携に当たっては、上述のような「各種委員等連絡協議会」などの形式はとられていないが、次にみられるように、?@随時必要に応じて各種相談委員等との懇談会や打ち合わせ会等が開催されているもの、?A定例相談や合同相談の終了後等に相互に意見、情報交換等を行っているもの、また、?B各種相談委員と合同で研修会等を行っているものなど、それぞれの地域において特色ある活動が行われている。
○随時必要に応じ懇談会等を開催している事例
愛知地相協(愛知県)内では、秋の行政相談週間行事に関連して、各種相談委員等と、行政相談制度の周知、意見・要望の聴取、情報の交換等を目的に、各地で会合が持たれている。
名古屋市西区(10.5)身体障害者相談員等(計25名)
〃 (10.8)民生委員(計19名)
東 区(10.11)東桜学区区政協力委員、各種団体長(計30名)
瑞穂区(10.15)民生委員、区政協力員、地域婦人会役員(計20名)
蒲 郡 市 (10.9)人権擁護委員、身体障害者相談員、母子相談員
豊 川 市 (10.14)人権擁護委員、民生委員(計12名)
豊 田 市 (10.31)地区女性連合会代表(計30名)
また、人権擁護委員や民生委員の定例会合に合わせ、地域相互の意見交換を図っている事例も少なくない。
広島県音戸町:民生児童委員(31名)の月例会議のうち、年1回時間を割いてもらい相談制度のPRや情報交換等を実施。
○定例相談、特設合同相談終了後懇談会等を開催している事例
東京都狛江市・行政相談週間中、各種委員と合同相談所を開設しており、合同相談終了後、市長主催で各種委員懇談会を開催(相談概況の発表、意見・情報の交換)
広島県音戸町・毎月の合同相談日(人権擁護委員と共同で開催)相談終了後、事案の処理方法、情報の交換等実施
年2〜3回程度、必要に応じ人権擁護委員、町の担当職員と三者で連絡会を開催。
東京都練馬区・三者協議会の開催(行政相談委員10人、人権擁護委員10人、