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このプロセスが繰り返される。

デック上に中央部,歩行路そしてバラベットを設置する。

i)桁上の排水システムを完成させる

j)電気気設備を設置する。

k)高架橋の全長にわたり耐候コートを設置する。

 

10.2.2 BELRTの工程計画の検討

 

当BELRTの建設予定工法と同様の工法(Incremental Launching Girder System工法)で施工中で,視察する機会を得たバンガロール市内のMySore街路のSirsi Circle・Town Hall Flyover Construction Work(以下SCTH Flyover CWと略称する。延長2.5hn)のフライオーバー(立体道路)施工概要と工期の検討については付記に述べた。

ここでは工法が同様なためBELRTの工程計画の検討に当っては,SCTH Flyover CWの施工計画と工程の分析は極めて有意義である。

 

(1)BELRT(Phase 1)の概要

ここではBELRTのphase 1について下記の条件のもとに検討する。

延長   25.9km

駅数   24駅

施工位置 都市内街路中央,

基本設計 T型橋脚或いは門型ラーメンによる全線高架

施工体制 3交代制による24時間連続作業とする

施工期間 1999年〜2001年(詳細は図3-2)

工期   3年

開業   2002年

 

(2)BELRT(Phase1)の工程計画の検討

付記において,施工基礎となる場所打杭の施工スケジュールが全体の完成工期のボトルネックとなることが理解される。

このため工程上のボトルネックとなる場所打杭施工〔全数は,峯柱橋脚用の直径1m深さ20mの杭が3072本(=768単柱X4本),門型ラーメン用の直径0.8m深さ20mの杭が1064

 

 

 

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