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9.2.5.2 車両の数

 

第5章2に示すとおり車両数は2011年Phase 1時 46両,2021年全線運行時236両

 

9.3 建設費のレビュー結果

 

9.3.1 一般

 

9.2節で述べた前提条件に従ってELRTのシステムの各分野について本プロジェクトのPhase 1について建設費のレビューを次のように行った。

 

9.3.2 構造物

 

(1)一般

本調査において建設価格の評価方については下記の方法により実施した。

(a)インド・バンガロール市でのUBTSLによる評価対纂の施工予定単価を「Cost bt」とする。

(b)「Cost bt」についてその内訳を?@労務費(Cbl)?A機械費(Cbk)?B材料費(Cbm)に大別しその総単価中での?@?A?Bの占める割合を,それぞれRbl,Rbk,Rbmとする。

ここで

Cost bt=Cbl+Cbk+Cbm

Rbl=Cbl。澆ost bt

Rbk=Cbk。澆ost bt

Rbm=Cbm。澆ost bt

なお表9.2.1-8においてガイドウエイと駅の〔Rbl:Rbk:Rbm〕の比率が異なっているが,ここでは構成工種は同様であるために,駅の〔Rbl:Rbk:Rbm〕比率はガイドウエイの比率を採用するものとする。

(c)インド・バンガロール市における主要な労務費 機械費 材料費のユニット・コストそれぞれ(UCbl,UCbk,UCbm)を求める。

(d)次に日本で施工するとした場合の施工単価(rCost jt」)を算出する。

この算出に当っては設計が類似していること(本例では桁が台形ボックス型PC橋梁であることなど)は当然として,施工位置が過密都市街路であることなどの外部条件を

 

 

 

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