?B航行安全
(7)保健・社会サービス
?@子供・家庭サービス
?A医療・養老者・障害者サービス
?B予防接種・エイズウィルス情報
(8)州政府情報へのアクセス
?@市民のための法律上の手続き
?A州政府機関・連絡機関
3 WINキオスクの性能
WINキオスクは、オペレータがいない環境で連続して確実に操作できるように設計されたものである。WINキオスクの構成は、以下のとおりである。
(1)IBM社製Pentium 100mHz搭載のパーソナルコンピュータ
(2)タッチパネル式17インチディスプレイ(利用者が操作する唯一の装置)
(3)ロール送り型感熱式プリンタ
(4)6ギガバイト以上の固定ディスク装置
(5)ネットワーク通信機器
(6)ステレオ・スピーカー、増幅器、警報器
(7)補聴器対応式の電話ハンドセット
4 WINの評価
DISがWINの総利用者を調査した結果、1994年8月〜1997年8月の間に約830,000人が利用していた。その利用者の内で約30,000人にアンケート調査を行った結果は、以下のとおりである。
・とても簡単で使いやすい中・・・・・70%
・役所に出向くよりも便利・・・・・72%
また、DIS以外の部局からは以下の評価を受けている。(1997年9月)
・雇用保障局・・・・・今までに、2)081件の雇用関係がWINキオスクにより成立した。
・財政局・・・・・所有者不明の財産(銀行口座、小切手、株等)のうち、641,021件の財産の所有者がWINキオスクにより判明した。
5 WINの現況と課題
WINではネットワークを利用するにあたって、コンピュータ端末に不1貫れでも操作できるように、画面の表示に出来る限り“グラフィック”を使用するなど使い易くサービスが利用できるように設計されている。利用者へのアンケート調査の結果からも、701%以上の人が便利だと回答しており、利用者に高い評価を受けたシステムである。
しかし、アンケート調査の対象はWINキオスクを利用者した市民であり、利用したことがない市民については不明である。今後の課題は、“どのように宣伝して利用者を増やしていくか”である。