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4 今後の方向

 

(1)光ファイバー網の敷設

光ファイバー網の敷設については、光ファイバー自体は安いものであるが、光ファイバーを道路の地下に埋設するための上木工事費が膨大になるという経費負担の問題がある。この点について、平成9年度から、建設省で新たに「情報BOX」制度が設けられ、これは、従来の10分の1程度のコストで設置される簡易な光ファイバー収容施設で、しかも、その費用が道路予算で賄われることになっている。岡山情報ハイウェイでもこれを利用していきたいと考えている。あわせて、信頼性の面では不安はあるが敷設経費の安い架空方式による敷設も考えているところである。

光ファイバーは、数十芯が一つに束ねられていることから、この何芯かを例えばPHSや携帯電話等に利用させれば、過疎地域でもこれら移動体通信を利用可能とさせることができる。逆から見れば、他の通信事業と共同して実施することにより、より効率的な光ファイバーの敷設が可能ということが出来る。そのためには、法制度の問題もあり、今後検討としていくことが芝、要であると考えている。

(2)岡山情報ハイウェイの管理運営

構築された岡山情報ハイウェイは、単に行政ネットワークではなく、信頼性が高い、効率の良い県民ネットワークとして管理運営がなされる必要がある.今後、第3機関を含めた管理運営体制の確立、経費負担の方法等について検討することとしている

 

 

 

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