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2-9 霞が関WANとの接続時の期待効果

 

霞が関WANと接続できるとしたら、どのような効果を期待するか。

(1)都道府県の調査結果

全国答数の99%が霞が関WANとの接続を望んでいる(接続不要は1%)。「国を含む外部との情報交換事務の簡素化」、「迅速かつ公平な情報交換」という業務の軽減あるいは効率化を求める回答数が多く、情報の共有ニーズは3番目であった。

(2)市区町村の調査結果

全国答数の95%が霞が関WANとの接続を望んでいる(接続不要は5%)。都道府県と同様に「国を含む外部との情報交換事務の簡素化」、「迅速かつ公平な情報交換」という業務の軽減あるいは効率化を求める回答数が多い。

 

2-10 インターネットとの接続時の期待効果

 

インターネットと接続できるとしたら、どのような効果を期待するか。

(1)都道府県の調査結果

全回答数の99%がインターネットとの接続を望んでいる(接続不要は1%)。霞が関WANと同様に「国を含む外部との情報交換事務の簡素化」、「迅速かつ公平な情報交換」という業務の軽減あるいは効率化を求める回答数が多い。

(2)市区町村の調査結果

全国答数の96%がインターネットとの接続を望んでいる(接続不要は4%).「迅速かつ公平な情報交換」という業務の効率化を求める回答数が多い。

 

2-11 対外接続時の優先的に改善すべき課題

 

ネットワークを対外接続した場合、優先的に改善すべき課題は何か。

(1)都道府県の調査結果

「セキュリティの確保」の回答数が多い。都道府県にとって、対外と接続するネットワークの安全性を高めて利用したいという意識があるようである。また、「情報化格差」の解消のためのインフラ整備を求める回答数も多かった。

(2)市区町村の調査結果

都道府県と同様に「セキュリティの確保」の回答数が多い。続いて「予算上の制約」、「文書不統一」といった課題の回答数が多い。

 

2-12 情報交換手段に関する課題

 

上記アンケートの中から、情報交換手段に関して、いくつかの課題が考えられる。

 

(1)電気通信機器の設置状況

 

 

 

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