ソコン本体で直接入力することにしました。
?B精密検査入力
健康畜・病畜の検査の中で、精密検査(細菌検査、理化学検査、病理検査及び残留有害物質検査)を伴うものがあります。また、保留・全部廃棄の行政処分の対象となるものは、すべてここにその詳細を入力します。精密検査入力は、最も項目が多く、図やテキスト入力もあり、また健康畜検査や病畜検査と関連しているため、パソコン本体で直接入力することにしました。
4-5 システム開発
食肉衛生検査システム自体が、きわめて特異分野で、かつ複雑(例えば1件あたり申請者・畜種・品種・性別・各臓器の病名等,最大で50項目以上ある)なために、その開発については細部に至るまで検査所が中心となり、開発委託を先と常にタイアップして行いました。
入力系については、マニュアルなしでも誤操作がないようにし、入力ミスを最小限に防止することを念頭において作成しました。特にタッチパネル式のハンディーターミナルについては、流れ作業の中で、極めて短時間で正確に入力ができ、あらゆる現場状況にも十分に対応できるように検討を行いました。特に、時間的ロスを少なくするように、実際の現場の流れに沿った画面展開、見やすく操作しやすいレイアウトについて、繰り返し検討しました。
出力については、日常業務で用いる定型出力帳票を、生産者へのフィードバックにも活用できるようにしました。
また、このシステムの有効性を高めるために、検索機能を重視し、あらゆる検索が可能となるようにしました。
4-6 システムの概要
サーバ1台、クライアント3台のLANシステムを基本構造とし、ハードウェアは全てパソコンで構成されています。システム構成の詳細については、図-2及び表-1のとおりです。