3-4 導入及び利用に関する留意点・課題
?@システムの統一性
・オンライン端末と同じ画面設計にし、操作者にとつて違和感のないようにする。
?A障害対策
・バッテリー交換及びプリンターのインク交換の時期と方法など最低限の取り扱い指導を徹底して行う。
?B不正防止
・パスワード管理の徹底を図る。
・領収書の番号管理を機械により行い、責任者が毀損などの領収書との突合を行う。
・使用履歴をジャーナルに採取し、管理する。
などに留意しシステム構築を行ったが、データの取り扱いについては個人のモラルに頼っている状況であるので、今後、制度等による整備を含め検討していかなければならない。
3-5 今後の展望
携帯端末を利用した訪問収納システムの現状を一歩進め、
?@過去の滞納データをデータベースに登録し、滞納整理票の全廃を図る。
?A新たに機械化される税及び使用料について、システムの追加を行う。
?B効率的な運営を目指し、各課単位の訪問収納業務を統合できるよう努める。
?C他の訪問業務での利用を検討する。
?D個人情報保護に充分注意しながら無線通信を介したオンライン端末として運用を検討する。
など多方面で携帯端末が活用できるよう取り組んでいきたいと考えています。