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なおトーナメント表については、NTT記録業務処理システムにより出力したトーナメント表をイメージスキャナで画像ファイルに取り込み、定期的に大阪府WWWサーバに転送、蓄積することにより、インターネットを利用して取り出せるようにした。

 

1-3 携帯情報端末導入の経緯

 

国体における競技記録等の情報提供については、過去の国体でも様々な取組がなされてきた。印刷物(紙)、電話照会に始まりキャプテンサービス、FAXサービスの導入、パソコン通信、インターネットの活用に至るまで、国体における情報提供は、情報通信技術の発達と共に拡充され、平成8年に開催された「ひろしま国体」では、各都道府県本部の宿舎に記録本部と直結したリモート端末(ノート型パソコン)を設置し、遠隔LANによる競技結果のリアルタイムでの提供サービスも試みられた。

「なみはや国体」においても、「都市型国体」にふさわしい情報提供を行えるよう、下記の事項を念頭に検討を行った。

(1)過去の国体で行われてきた情報提供の水準を低下させないこと。

(2)多額な経費のかからないものであること。

(3)利便性、速報性を高めるため、最新の情報通信機器も視野に入れること。

 

 

 

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