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1-2 利用形態の分類

 

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この情報量と即時性を軸に、携帯情報ツールの使い方を簡単に分類すると、上図のようになる。

取扱う情報量の大小によって決定される、多彩な利用(A,B)や、簡易な利用(C,D)は、その業務に求められる作業内容や作業項目が反映されている。また、即時性の高低を決定する、頻繁なリアルタイム処理(A,C)や、主にオフライン使用(B,D)は、作業の性質などが反映され、この両者を決定づける重要な要素として「通信コスト対効果」が挙げられる。

なお、A,B,C,Dに対して、代表的な作業内容を当てはめると、各々以下のような作業がある。

 

A:メンテナンスなど、緊急性が高く携帯情報端末を多彩に利用

B:保険設計など、主にオフラインで携帯情報端末を多彩に利用

C:運送宅配など、ホストヘのアクセスなど随時携帯情報端末を利用

D:街頭アンケートなど、オフラインで定型的な携帯情報端末の利用

 

 

 

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