また、開発人件費の目安としては、次の仕様に基づく調査業務用ソフトの開発を考えた場合、ノートパソコン/PDAに関わらず、多めに見積っても、およそ2〜3人月(特別な研修が不要な場合)と試算できる。
定型的な調査業務の仕様例:
・調査項目数は100
・ペンタッチによりメニュー選択方式で回答を入力
・入力内容の論理チェックは、回答選択時に実施
・1台あたりの調査結果をまとめてホスト側に送信・格納
・ホスト側で、集計結果に対して標準的な統計処理を実施
1-7 価格
ノートパソコンやペンパソコンは、高機能を反映して全般的に高価格であり、特に高機能ノートでは50万円以上になるものもある。PDAは比較的手頃な価格帯から発売されているが、搭載機能の違いから中心的な価格帯は見出しづらい現状にある。