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8. オークランド港

港湾名 オークランド港
港湾管理者名 Board of Port Commissioners,City of Oakland
組織の性格

(雇用者数)

1909年、オークランド市がウエスタンパシフィック鉄道から臨海部の施 設を購入して、港湾の開発、運営に着手。1926年市よりポートコミッ ショナーが任命され、港湾及び空港を独立した1部局として運営開始。
コミッショナーは7名、任期は4年で、市長の氏名、市議会の同意によって任命される。
港湾空港等部門の雇用者:580人
(うち港湾管理・運営47名、人事、財務、技術を除く。)
業務概要 港湾の開発・管理・運営
空港の設置・管理・運営
土地開発(工業団地、商業コンプレックス、等)
営業収支 (1992年)

( )書きは1995 年の概数

港湾収入:              45.1百万ドル(65百万ドル)
空港収入:              52.9百万ドル(65百万ドル)
土地開発:               9.3百万ドル(35百万ドル)
合計:               107.4百万ドル(165百万ドル)
港湾収入のうち82%は岸壁使用料、埠頭通過料であり、リース料レンタ ル料収入は4%である。減価償却費は11.2百万ドルであり、営業収入の 占める割合は22%である。
年間港湾施設設備投資額:        67百万ドル(1994)
港湾の性格 サンフランシスコ湾の奥の浅瀬に浚渫により開発された港で、最初は、 サンフランシスコ港へ鉄道車両を運ぶために利用された。コンテナリゼ ーションの始まりとともにシーランドとマトソンがターミナルを設備 し、コンテナ港として発展。現在では、コンテナはすべてサンフランシスコからオークランドに移った。
取扱貨物量 総貨物量:                  637万トン(1992)
コンテナ貨物:             1,549,887TEUs(1995)
主要港湾施設 Howard Terminal:          2バース、延長694m、水深12.2m、クレーン4基、16ha
シーランドターミナル:         3バース、延長683m、水深12.2m、クレーン4基、26ha
7th Street ターミナル:       3バース、延長865m、水深12.8m、クレーン4基、25ha
総バース数29、総コンテナクレーン数29
その他 港湾収益の一部を市へ納入しており、1995年は約5百万ドルを納入した。
1940年に海軍及び陸軍用地として180haを1ドルで提供したが、これが まもなく1ドルで市に返却される。これを利用して、鉄道積み替えヤー ドを開発する計画が進行中(ISTEAによる補助金が支出されている)。

 

 

 

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