6. タコマ港
港湾名 |
タコマ港 |
港湾管理者名 |
Port of Tacoma Authority |
組織の性格
(雇用者数) |
ワシントン州ピアス郡の範囲を港湾行政区として、1918年設立された公社である。
ノーザンパシフィック鉄道がターミナルを建設し、木材や石炭の積み出し
を行ったのが最初で、公営企業の性格を有する。
住民選挙で選出される5人のコミッショナーによって運営され、港湾行政区内の住民に対する課税権を持つ。
港湾公社の雇用者: 212人 |
業務概要 |
港湾の開発・管理・運営
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営業収支 (1995) |
港湾利用料収入: 20.3百万ドル
リース料収入: 31.4百万ドル
合計: 51.7百万ドル
港湾税収入: 6.1百万ドル
減価償却費は11.2百万ドルであり、営業収入の占める割合は22%である。
年間港湾施設整備投資額: 33百万ドル(1996/7予算)
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港湾の性格 |
背後圏の木材、穀物などの輸出及び自動車の輸入、コンテナ等幅広く取り扱う港湾。
コンテナでは、エバーグリーン、マースク、K-line、シーランドが寄港
している。
アラスカへの貨物の中継点ともなっている。
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取扱貨物量 (1995) |
総貨物量: 1,501万トン
コンテナ貨物: 1,092,000TEUs(うちアラスカ貨物:415,000TEUs)
木材: 88万トン
穀物: 472万トン
自動車: 13万トン
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主要港湾施設 |
Terminal 4(エバーグリーン): 2バース、延長579m、水深13.7m(MLW)、クレーン6基
Terminal 3(マースク): 1バース、延長290m、水深13.7m(MLW)、クレーン2基
シーランドターミナル: 2バース、延長484m、水深12.2m(MLW)、クレ−ン5基
その他バルクターミナル等
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その他 |
港湾税の税率は、1997年予算では、資産1,000ドル当たり、18.54セントと
決定された。 |