5. シアトル港
港湾名 |
シアトル港 |
港湾管理者名 |
Port Commission of the Port of
Seattle |
組織の性格 |
1911年制定されたワシントン州の港湾行政区(Port
District)に関する制
度に基づき、港湾の開発・管理・運営を行う公社として設立された。選挙によって選ばれる5人のコミッショナーによって運営され、港湾行政区の住民に対する課税権を持つ。
1940年空港の設置・管理・運営を業務に追加した。
港湾公社:1,300人(港湾400人、空港650人、250人共通) |
業務概要 |
シアトル港の開発・管理・運営
(港湾運営の一環として、倉庫、CFS、自由貿易地域も管理・運営)
シアトルタコマ国際空港の設置・管理・運営
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営業収支 (1995) |
港湾収入: 71.4百万ドル
空港収支: 128.9百万ドル
港湾の減価償却費は21.6百万ドルで、営業収入に占める割合は30.3%である。
港湾税として、港湾管理者に帰属する税:35.4百万ドル
年間港湾施設設備投資額:80百万ドル(1995)
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港湾の性格 |
アジアと米国の貨物の中継港。アジア貨物が90%を占める。
鉄道輸送の割合が高く、搬入貨物の70%、搬出貨物の25%が鉄道利用で
ある。 |
取扱貨物量 (1995) |
総貨物量:2,058万トン
うちコンテナ貨物:1,479,076TEUs
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主要港湾施設 |
Terminal 5(APLコンテナターミナル):3バース、水深14m、クレーン6基
Terminal 18(シアトルインターナショナルターミナル):延長1,844m、水深12m、6基
Terminal 25(マトソンターミナル):延長482m、水深12m、2基
その他、Terminal30,37,46がコンテナを取り扱ってる。
客船ターミナル,バルクターミナル、タンカーターミナル |
その他 |
港湾行政区はキング郡の範囲と同じであり、住民は保有する資産に対す
る課税に上乗せして港湾税を課税される。 |