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3.マイアミ港

港湾名 マイアミ港
港湾管理者名 Seaport Department,Metropolitan Dade County
組織の性格 (雇用者数) かつて市が管理していたが、1960年からフロリダ州デード郡の部局 (Seaport Department)が管理する港湾となった。
港湾のためのコミッショナーは置かれておらず、デード郡のコミッショナ ーが郡の活動の一つとして港湾を担務。
港湾部門 200人
業務概要 港湾(開発・管理・運営)
(空港は、同じ郡のAirport Departmentが担当しており港湾とは無関係)
営業収入 (1995) 旅客埠頭通過料:     11.7百万ドル
貨物埠頭通過量:      8.7百万ドル
岸壁使用料:         9.9百万ドル
リース料:           5.9百万ドル
その他:            9.5百万ドル
合計:            45.8百万ドル
港湾使用料の57%は、旅客船関連収入。
岸壁使用料、埠頭通過料、リース料が主な収入。
港湾の性格 カリブ海諸国、南米への中継港。
輸出の80%はカリブ海諸向けであり、輸入の25%はトランシップ貨物である。
カリブ海クルーズの拠点であり、年間300万人の乗降客のある観光港。
取扱貨物量 (1995) 総貨物量:          585万トン
うちコンテナ貨物:   656,175TEUs
旅客数:            319万人
主要港湾施設 コンテナ岸壁:      延長1,037m 水深12.8m(MSL)
ガントリークレーン:   10基、 水深11m(MSL)
旅客岸壁:        延長2,043m
主な施設は、Dodge Island と Lummus Island にあり、両者は連続した人 工島である。
その他 ターミナルのリースに当たっては、エプロン部分を除いて背後用地をリ ースしており、バース及びエプロンは公共管理となっている。

コンテナクレーンのオペレーターに対してトレーニングを実施し、ライセ ンスを発行している。ライセンス保持者のみ業務が行える制度としている。

フロリダの観光拠点であり、港湾開発に当たっては環境保全が最大の課題。浚渫による環境変化を緩和するため、海草の移植を実施。

 

 

 

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